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我々の生活において、車は切っても切り離せない必需品ですよね。
とくに地方在住の方なら、一人に一台車がある時代です。
そんな日常的に使っている車の車内でも乾燥は起こります。
車内が乾燥すれば、家の中で乾燥が気になるように同じようなデメリットがあります。
そこで、車内の乾燥対策とその方法についてお伝えしますね。
~目次~
車内の乾燥でも起こりうる問題点
短時間しか乗らない車だからと甘く見ていませんか??
車内乾燥で起こりうる問題点を見ていきます。
肌がカサカサになる
通勤通学や買い物などの短時間だから・・・
と甘く考えいると、肌の乾燥につながります。
寒い車内で早く暖まりたいからと、
エアコンの吹き出し口を自分に向ける。
よくやりますよね?
エアコンの風を直接肌にあてるのは乾燥のリスクが高いです。
ハンドクリームなどで対処しているかもしれませんが、車を運転中であれば、ハンドクリームの塗りなおしなんてできないですし、運転に集中できないので危険ですよね。
肌が乾燥して痒くなれば、運転に集中できなく危険になる可能性もあります。
目が乾燥する
エアコンを強くかけていれば、目も乾燥してドライアイになります。
ドライアイになると、目を刺激から守ることができなくなり、様々なトラブルの原因になります。
仮に視力検査をパスできる視力があっても、「思っている以上に見えていない」という状況にもなりかねません。
私も経験があるのですが、コンタクトなどをしているときに車内が乾燥していて突如としてコンタクトが外れたこともあります。
かなり焦りましたね・・・
風邪などのウィルスに感染しやすくなる
車内が乾燥するということは、当然風邪やインフルエンザなどのウィルスにも感染しやすくなります。
特に子供がいる場合には注意をしてあげたいですよね。
車のエアコンで車内が乾燥してしまう理由とは
冬場の車内でエアコンによる乾燥が起こる理由は、エアコンの仕組みに関係をしています。
車のエアコンは、空気を暖める能力に優れているのですが、空気を暖める段階で水蒸気を発生しません。
そして、暖められた空気はより多くの水分を保持します。
ですので、車内全体の水分量は変わらなくても温度変化による乾燥が起こってしまうのです。
ならば車内でエアコンを使うのはやめよう・・・・
とはなりませんよね?
なので、工夫をして車内の湿度を調整して乾燥を防ぐ必要があるのです。
車内の乾燥を防ぐ方法(エアコン編)
さて、車内の乾燥がエアコンで起こるのであれば、エアコンの機能を調整して車内の乾燥う対策をしましょう。
風が直接肌にあたらないようにする
まずは、エアコンの乾いた風が直接肌に当たらないようにします。
風向きを調整して車内全体を暖めるようにしましょう。
そうすることで、乾燥による直接的な肌へのダメージを減らすことができます。
外気導入と内気循環を使い分ける
エアコンの吸気には、内気と外気がありますね。
↑これが内気循環のマークです。
↑こちらが外気導入のマーク
車内の空気が乾燥しているときは、内気循環で空気を回しても乾燥している空気がグルグル回るだけなので意味がありません。
そんな時は、外気導入で外の空気を取り入れましょう。
しかし、車内にたくさん人が乗っているときは、内気循環で良い場合もあります。
乗車している人が水蒸気を発生させるので、湿度が高くなるからですね。
状況に合わせて、外気導入と内気循環を使い分けてください。
車内の乾燥対策(その他)
エアコンの調整以外で、車内の乾燥対策になる方法をお伝えします。
濡れタオルを置く
家の中でも使われている方法ですね。
水分を含んだものを置いておくことで、乾燥するときに気化した水蒸気で車内が加湿できます。
しかし、車内に濡れたタオルを置いておくのは、いまいち現実味に欠けるかもしれませんね。
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車内の空気を入れ替える
次に、車内の空気を定期的に入れ替えるという方法になります。
車内の空気が乾燥しているなら、窓などを開けて外の空気と入れ替えようということです。
しかしながら、冬場は外気も乾燥していることが多いので、あまり意味がないかもしれません。
車内用加湿器を置く
これが一番現実的かもしれないですね。
車内のシガーソケットを電源とした加湿器で、現在は多くの種類が販売されています。
車内加湿器を使う際の注意点
車内で加湿器を使う際の注意点をまとめておきます。
・車内結露
・フロントガラスの曇り発生
・加湿器内部でのカビ
車内を加湿するということは、外気との温度差が発生することで結露が発生しやすくなります。
結露を放置すると、最悪の場合車内の思わぬところでカビが発生することもあるので注意してください。
あと、車内で使う加湿器なので、自宅用ほどこまめな手入れをしない人もいるかもしれません。
しかし、加湿器内部にカビが発生すると、加湿器がカビを拡散させる機械になってしまいます。
ですので、車内用加湿器でもこまめにお手入れをしておきましょう。
おすすめ車内用加湿器
車内のドリンクホルダーなどに置くことができ、使い勝手も便利です。小型の充電式加湿器なので、持ち運びが楽です。
空焚き防止機能も付いているので安心ですね。USB対応の卓上加湿器なので、シガーソケットにUSBを取り付けるとバッテリー切れの心配などがありません。
まとめ
車内で起こる乾燥対策と、その方法についてお伝えしをしてきました。
車内であっても屋内と同じように乾燥は起こりますし、風邪などのウィルス感染のリスクも同じようにあります。
短時間しか乗らない車だと油断せず、しっかりと乾燥対策をしておきましょう。
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