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季節の変わり目・・・・妻の一言から始まりました・・・
妻「あんた!!タイヤ交換しといて!!!」
夫「タイヤ交換なんて、スタンドに頼めよ・・・」
妻「スタンドに頼んだらいくらかかると思ってるの!!」
夫「・・・・」
たしかに、タイヤ交換をスタンドなどに頼めば、軽自動車でも3千円~4千円はかかりますよね。
それが、春と冬の年二回あると考えると家庭には痛い出費となります。
ということで、今回タイヤ交換をやってみました。
とても簡単にできますので、ぜひチャレンジして家計節約に貢献してくださいね。
~目次~
まずは道具の確認
タイヤ交換に必要な道具は、基本的には
車載工具
で十分です。
↑写真の中の左3個が車載工具になります。
車載工具は、車のトランク部分などに積まれているかと思います。
車載工具以外で、あったほうがいいのは、
写真の右2個
・軍手
・パーツクリーナー
です。
軍手は、手の怪我防止と油汚れ対策として付けるようにしましょう。
パーツクリーナーは、ホームセンターで150円~200円くらいで販売されています。
タイヤ交換開始!!タイヤを外そう
さて、タイヤを外すためには、まずホイールキャップを外す必要があります。
※ホイールキャップが付いていない人は、ここはスルー(笑)
ホイールキャップは、力任せに外そうとするとツメが折れてしまう
ことがありますので、ホイールキャップの縁に沿って外していくようにしてください。
ホイールキャップが外れたら、ナットを軽く緩めます。
その際に、車載工具の一つを使用します。
このように、工具をナットにかけて反時計回り(左回り)に回してください。
ナットが回りにくい場合には、工具に体重をかけて回しても大丈夫です。
さて、4個から5個付いているナットを全て緩めたら、次はジャッキアップです。
車載工具のジャッキを使用しますが、ジャッキアップには注意が必要です。
写真のように、車には「ジャッキポイント」というジャッキをかける場所が決まっています。
ここ以外にかけてしまうと、鉄板の歪みなどが出てしまいますので、ジャッキポイントにかけるようにしてください。
目印として、大抵は欠き込みがあったりしますが、もし見つからない場合には、車の取説に場所が書いてあります。
このようにジャッキをかけたら、いよいよジャッキアップします。
ジャッキアップも、車載工具で対応できます。
このように車載工具を繋げることで、ジャッキアップのハンドルが出来上がります。
ハンドルを右に回していけば、ジャッキが上がっていき、タイヤが浮いてきます。
タイヤが地面から5センチ~10センチ浮いたらOKです。
緩めてあるナットを手で外して、タイヤを取り外してください。
タイヤ交換 ここまでの間での注意点
・ホイールキャップを力ずくで外そうとすると、ツメが折れてしまうことがあるので、キャップの縁に沿って外していく。
・車にジャッキをかける際には、ジャッキポイントにかける!!
※ジャッキポイントが分からないときは、車の取説で確認をする。
間違っても、適当な場所にジャッキをかけない。
タイヤが外れたら、パーツクリーナーの出番
タイヤは無事に外れましたか??
ごく稀に、タイヤとブレーキ部分がくっついていて外れにくくなっている場合があります。
その際には、タイヤの内側から蹴りを入れると、外れることがあります。
蹴る際には、タイヤのゴムの部分を蹴るようにしてくださいね。
さて、タイヤが外れたら、ボルトとナットを綺麗に掃除しましょう!!
この時に使うのが、パーツクリーナーです。
パーツクリーナーを使って、ボルト・ナットに付着している、
・錆
・砂
などの汚れを落としてやります。
この作業は大切なので、やっておいて損はないです。
パーツクリーナーで清掃する理由
ボルトやナットの部分には、錆や砂などの汚れが溜まりやすいんです。
これを放置して、次にタイヤを取り付ける際にボルトを填めると、砂や錆がねじ山に食い込んで、ねじ山を潰してしまう原因になります。
ねじ山が潰れると、ナットを付けることも外すこともできなくなり、こうなってしまっては、車屋に持ち込むしかなくなり、余計な出費をすることになります。
いよいよタイヤ取り付け
ここからの作業は、外す時と逆の流れですので、わかりやすと思います。
①タイヤをハメよう!!
ボルトとホイールの穴を合わせて、合う位置で差し込みます。
②ナットの取り付け
ナットは、まず手で仮締めをしていきます。
この時に、ねじ山がズレナイように手で確認ながら回していきます。
ナットなスッと回って入っていけば、問題ありません。
※万が一、ナットが回らなくなったら、一度外してみてやり直してください。
無理やりナットを回すと、ねじ山を潰す原因になってしまいます。
※もしナットの回りが悪いようなら、CRCなどの潤滑剤を少しだけ吹きかけてみてください。
③仮締めが終わったら、工具で軽く締める
手での仮締めが終わったら、車載工具を使用して締めてください。
※工具でナットを締める時は、対角線上に締めていくようにしてください。
(例)
1番目に締めたナットの対角線にあるナットを2番目に締める。
3番目は、2番目に締めたナットの隣。
4番目は、3番目の対角線のナット
この順番でナットを締める理由は、
取り付けるタイヤを、車軸の真ん中に持っていく為です。
対角線上に締めていくことで、ホイールが真ん中に寄っていくのが見ていて感じられるかと思います。
タイヤを取り付けたら、あと少し!!
さて、タイヤの取り付けまで終わったら、ジャッキを下げてください。
ジャッキを下げて、ジャッキを外したら、工具を使って、ナットの増し締めをしてください。
グッと工具に体重をかけて回す程度で大丈夫です。
最後に、ホイールキャップを取り付けて作業完了です。
しかし、ホイールキャップにも向きがあることをご存知ですか??
ホイールキャップをよく見てみると、写真のように欠き込みがある部分があります。
実は、この欠き込み部分がエアーバルブの部分にくるようにキャップを取り付けるんです。
このようにキャップを取り付けたら、タイヤ交換の作業は完了です!
とても簡単なタイヤ交換のやり方ですよね??
これで、家計に貢献できますね(笑)
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タイヤ交換を楽にするアイテム
今回のタイヤ交換のやり方は、車載工具を利用したやり方をご説明しましたが、別売りの道具を利用することで、もっと作業が楽になるんですよ!
【油圧ジャッキ】
これを利用すると、車のジャッキアップが格段に楽になります。
ハンドルをグルグルと回さなくてもよくなりますからね(笑)
【インパクトレンチ】
100Vの家庭電源で使用できるので、自宅でのタイヤ交換がスムーズに行えます。
これまた、手でナットをグルグルしなくてよくなります(笑)
これはあるといいのですが・・・
【トルクレンチ】
タイヤ交換のやり方の中で、最後のほうの工程となる、増し締めなんですが、
「体重をグっとかける」
と説明していた部分ですね。
本当は、この工程はトルクレンチを使用するほうがいいんです。
タイヤは、一定のトルク(力)で締めてあれば大丈夫なので、過剰な増し締めをする必要はないんですね。
このトルクレンチというのは、一定の力で締めることができるので、タイヤ交換にはあったほうがいいんです。
お店などでタイヤ交換をしてもらった時も、お店の人は最後にこのトルクレンチを使用しています。
※ナットの過剰な増し締めは、ねじ山などに悪影響となります。
ここまでご紹介した工具を準備してあれば、タイヤ交換が格段に楽になりますよ!
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まとめ
タイヤ交換は、やり方さえ知っていれば簡単に自分でできます。
お店に数千円払っていたものが浮きますよね。
それにタイヤ交換のやり方を知っていれば、万が一出先でパンクをしても、自分で処置できますよ!
パンクごときで、JAFを呼ばなくてもいい(笑)
・タイヤ交換は車載道具で対応可能!!
慣れてくれば、タイヤ1本を5分程度で交換できますよ。
各項目で上げている注意点のみ気を付ければ、特に難しいことはない作業となります。
お金をかけずに、自分でタイヤ交換をすると車に対しても愛情が湧いてきますよね(笑)
鬼嫁より可愛く見えてくるかも。
ぜひ、あなたもここで見たやり方を参考に、タイヤ交換をしてみてくださいね。
コメント
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