この記事は約 3 分で読めます。
冬至ってゆず湯に入ったり、かぼちゃを食べたりと言う風習がありますよね。
でもなんで、冬至にゆず湯なんだろう??
こんな疑問にお答えしていきますね。
~目次~
冬至にはなぜゆず湯に入るの??由来は??
冬至にゆず湯に入るのは、子供の頃から経験があると思います。
しかし、ちゃんとした由来って知らないですよね??
そこで、当時にゆず湯に入ることになった由来をお伝えします。
冬至は一陽来復の日である
ゆず湯に関するお話をする前に、当時のお話をさせてください。
冬至とは、1年で一番日照時間が短い日ですよね??
昔の人は、この日照時間の短いことを太陽の力が弱まっていると考えていました。
そして、当時を境に日照時間が長くなっていく。
太陽の力が回復をしていくと考えられ、冬至を境に陰から陽へかえる日という意味で
一陽来復(いちようらいふく)
と言います。
ではなぜ冬至にゆず湯なのか??
冬至にゆず湯に入ることになった理由としては
身を清める禊として
という理由があるようです。
一陽来復で運気を呼び込む前に、ゆず湯で身を清める
と考えられてきたんですね。
今では当たりまえのように毎日お風呂に入りますが、昔は毎日お風呂に入ることはありませんでした。
そこで新年や大切な儀式の前には、入浴することで身を清める習慣があったのです。
他のゆず湯の由来の説として
「ゆず」と「融通がきく」
「冬至」と「湯治」
という語呂合わせから、無病息災を願い
冬至にゆず湯に入るようになったという説もあります。
ゆず湯って効果があるの??
ゆず湯の由来から、昔の人がゆず湯に効果を求めていたのかは定かではありません。
しかしながら、
「ゆず湯に入ると風邪をひかない」
という言い伝えもあります。
これは、ゆずの果皮に多く含まれている
クエン酸
ビタミンC
によって、体を温めて風邪予防をするという点から
風邪をひかずに健康に過ごせる
とう言い伝えになったのかもしれないですね。
[the_ad id=”1519″]
冬至のゆず湯ってどうやるの??
ここまで冬至のゆず湯に関する由来についてお話をしてきました。
続けて、ゆず湯のやり方について、お話をしますね。
ゆず湯のやり方は、地域や家庭によってやい方が異なります。
正解は無いと思いますが、いくつかご紹介していきます。
ゆずを丸ごとお湯に入れる
ゆずを丸ごとお湯に入れる場合に、1個や2個では
香りをあまり感じられない方が多いようです。
ゆずを丸ごとお湯に入れる場合には、ゆずの個数を増やすか、ゆずの皮に少し切れ目を入れたり、削ることで香りが増えます。
ゆずを切ってお湯に入れる場合
ゆずを5個6個用意します。
ゆずを輪切りにするか、半分に切って入れることで、ゆずの香りを感じることが出来ます。
注意点としては、ゆずをカットするのでお湯の中でゆずの果肉が出てきてしまいます。
ゆずの果肉が湯船に出てくることで、少々掃除が大変になります。
対策としては、切ったゆずをみかんネットに入れたり、布の袋に入れてお湯に入れることで、湯船に果肉が出てくるのを防ぐことが出来ます。
ゆず湯に入ると、体がピリピリとする方へ
肌が弱い方などは、ゆず湯に入ると肌がピリピリとすることがあると思います。
これは、ゆずに含まれるリモネンの影響で肌に刺激を感じてしまうのです。
ゆずをカットしたり、皮を削るとこのリモネンが多く出てきますので、肌の弱い方などには、あまりオススメできません。
肌の弱い方で、どうしてもゆずをカットして使いたい方は、
カットしたゆずを熱湯で20分から30分蒸らすことで肌のピリピリを軽減することが出来るかもしれません。
まとめ
冬至にゆず湯に入る理由としては、一陽来復の儀式の為身を清めるという言い伝えに由来しているようです。
冬至のゆず湯は、今では香りを楽しんでいる方も多いと思います。
これからも、冬至のゆず湯の風習は残していきたいですね。
コメント